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タワー マンションの賃貸事情を詳しく!

タワー マンションの賃貸事情を詳しく!

2021.4.27

タワーマンションには、都会の象徴のような印象がありますよね。もしパートナーと住むことになった時、そんなタワーマンションに新居を構えられないだろうかと考える人も居ることでしょう。

高層ビルというとニューヨークの摩天楼を思い浮かべる人も多いと思いますが、その歴史は古く、1890年に高さ106mのニューヨーク・ワールド・ビルディングが建設されたことにはじまります。
これは地震の有無などで日本とは大きく事情が異なるニューヨークなればこそで、国内ではじめて高さ100mを超える超高層ビルが誕生するのは、1968年、147mの霞が関ビルディングの竣工を待たなければなりませんでした。
そして日本初のタワーマンションが建設されたのは、1970年に建築基準法が改正され、それまで31mに制限されていた高さの制限が解除された後のことになります。

駅からも近く抜群の眺望を誇るタワーマンションは、いわゆるハイソサエティな層から人気に火がつき、今ではファミリー層の需要も多い物件となっています。
また、タワーマンションの建設が多い首都圏では、賃貸物件を探すのもさほど難しいことではなくなっています。
そこで今回は、タワーマンションの賃貸物件についてご紹介していきましょう。

タワーマンションの概要

タワーマンションって何?

超高層マンションやタワーマンションというのは、他と比べて際立って高い居住用のビルを指す俗称で、日本では超高層マンションに対する法的定義はありません。
とはいえ、建築基準法第20条の構造耐力の項で述べられている「高さが58mを超える建築物」(プラスそれと同程度の高さとなる18階超も含まれる)と同義と考えられているのが実際のところです。

日本で高層建築があまり発展しなかった理由は、地震(火災)が多いことや、戸建ての持ち家意識が強いことからと考えられますが、1974年には鹿島建設が社宅として18階建ての椎名町アパートを建設し、マンションの高層化が現実的であることを立証してみせました。
日本初のタワーマンションとされるのは、1976年に埼玉県与野市に建設された、22階建てで、高さ66mの与野ハウスだといわれています。
とはいえ、1970年代から1990年代半ばまでは今よりも厳しい建築基準法が適用されていたため、タワーマンションを建設するには広大な土地を取得する必要がありました。
河川の近くや郊外にタワーマンションが多かったのは、そういった理由からでしたが、1997年の建築基準法の大改正で容積率の上限や計算方法が変更され、日影規制が緩和されたのがきっかけで、駅前などのいわゆる一等地に高層マンションが建設されるケースが増えてきたのです。

2021年3月現在、国内の超高層マンションの高さ1位は、大阪のThe Kitahama (北浜タワー)の209.4m(54階)と、200mを超えるものとなっています。
その後を追うように、221mの虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーが2021年の竣工予定となっていて、虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟、西棟、西新宿三丁目西地区再開発など、今では200mを越える高層マンションの建設計画が続々と報じられています。

タワーマンションの賃貸物件は?

東京を例にあげると、特にJRの駅周辺の再開発に伴って高層マンションが多く建設されていることもあり、タワーマンションの建設は継続していくものとみられます。

タワーマンションが多いエリアは?

全国で最多のタワーマンションのストックを持つのは、無論というところではありますが、東京です。
9割が23区内、そしてタワーマンションのメッカであるベイエリアに位置しており、豊洲や勝どき、月島などに代表される、江東区と港区という2つの自治体に突出して多くみられます。

港区のタワーマンションは比較的歴史が浅く、登場したのは2000年代に入ってから。
当初は青山や赤坂などの人気エリアでの建設が多くありましたが、2002年にベイエリアでの竣工があった後は、続々と40階クラスのタワーマンションの建設が進みました。
今ではお馴染みのベイエリアで高層マンションが林立する光景は、意外と最近見られるようになったものなのです。

タワーマンションの特徴と間取り

タワーマンションの特徴とは

タワーマンションの建て方の基本形ともいえるのが、「スクエア型」です。
これは、建物の中央にエレベーターや階段が在り、その周囲に外気に触れない内廊下、さらにその外周に住戸があるという配置になっています。
シンプルな造りのスクエア型ですが、住戸数を増やそうとすると居住部分の間口が狭く、奥行きが深いウナギの寝床型が増えてしまうのが難点でした。
ウナギの寝床型を解消しやすくしたのが、建物の中心に吹き抜け(ボイド)を設置して外周の長さを伸ばし、住戸数を増やせるようにした「ボイド型」です。
ボイド型では吹き抜けの周囲に外気に触れる外廊下が巡らされ、中央のエレベータホールから各住戸へと接続しています。

その他にも建物を真上から見ると中心から三方向に建物が伸びる「トライスター型」や、ボイド型のバリエーションになる「三角形型」「五角形型」など、周囲の環境などに合わせて様々な工夫がされたタワーマンションが在ります。
タワーマンションの間取りは、一人暮らしに適した1Rや1Kといったコンパクトなものから、ファミリー層向けで4LDK以上の広々としたものまで、幅広いタイプが用意されています。

タワーマンションの賃貸物件に住むとしたら

タワーマンションの間取りはワンルームタイプからファミリー向けの様々なタイプがあります。
しかしタワーマンションは元々建設コストが高く、その上、ワンルームや1Kでもそれなりの広さがあります。
間取りは似ていても、一般的にいうワンルームマンションや、1Kの物件とは一線を画しています。
なお、ワンルームや1DKとはいえ専有面積が30㎡以上あるものが珍しくなく、従って家賃も10万円以上するのが一般的ですから、住む場合は一時的な負担を考えるのではなく、長期的に見た計画を立てる必要があるでしょう。

眺望の良さという付加価値で人気があるタワーマンションですが、共用部分も豪華で、コンシェルジェが常駐しているなど、住民サービスが充実している物件が多くなっています。
駅周辺の再開発で誕生したようなタワーマンションであれば、駅まではペデストリアンデッキで直結しているなどしていて、交通の利便性も格段に良くなっています。
様々な面で生活の質が高くなるという期待もあって、タワーマンション人気を押し上げているのかもしれません。
とはいえ、タワーマンションの賃貸物件の場合はそれなりの家賃がかかりますから、焦らずじっくり見極めたうえで決めることが大切でしょう。

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